金沢市まちづくり学生会議

メンバー紹介
member introduction

3年生金沢大学

金沢大学 人間社会学域 地域創造学類
出身:静岡県沼津市
学生会議に入った理由
私が進学に際して金沢に越してきたときに、「OPENCITY in KANAZAWA」に参加したことがきっかけです。金沢について右も左もわからなかった私に、金沢に触れるきっかけを提供してくれたのが「金沢まちづくり学生会議」でした。このイベントで関わってくださった先輩が大変に優しく面白かったり、学生団体として枠組みが整っていたり(市役所との協働の仕組みや活動拠点がそれぞれ整備されているetc.)と、それらも手伝って学生会議に加入させていただきました。
学生会議のいいところは?
やはり同級生とのヨコのつながり、先輩・後輩とのタテのつながり、大学の垣根を越えたナナメのつながりと様々なつながりが見受けられる点ではないでしょうか。自分の大学の自分の学部とは大きく異なる、「アウェー」な空間であることは間違いないですが、間違いなく日常生活に沿う「ホーム」の場となります(バレンタインもらったり、一緒に旅行行ったりしているさまを見ると明らか)。そのようなホームグラウンドにおいて、しつこいくらいに多彩なメンバーと会議やプロジェクトを重ねることは、高校までには見られなかったスキルアップにつながっているのではないでしょうか。
一番印象に残っている企画・イベント・プロジェクト
私が印象に残っている企画を挙げるならば、やはり「OPENCITY in KANAZAWA」になると思います。私が学生会議に加入するきっかけとなったイベントであることはおろか、市と学生が手を取り合い、意見をぶつけ合いながら創り上げていくイベントであるからです。私はこれまでに新入生に金沢を案内するコースリーダーと、学生会議メンバーと新入生、新入生と金沢の知見をそれぞれつなぐイベントリーダーを拝命し活動を行いました。そのような中で、OPENCITYというイベントの意義であったり、その中の市民協働の必要性であったりと、様々なものが見えてきたような気がしています。長くなりましたが、とにもかくにもOPENCITY in KANAZAWAはスタッフとしても参加者としても120%印象に残るイベントなのではないでしょうか。
学校やアルバイト、サークルとの両立具合
これは正直、個人のやる気であったりキャパシティであったりに大きく左右されると思います。私は1年次においては割と参加している方でしたが、2年生ではほかの学生団体での活動やサークル活動などの兼ね合いで、さほど参加できていませんでした。しかし、学生会議は自分が参加できるタイミングで参加すればよい、いわば個人に寄り添った枠組みとなっていると考えられるわけです。そのために私も甘えさせていただき、ちょこちょこと参加させていただいていたのです。「会議」と名のつくばかりに、遠ざけられてしまう当団体ですが、ある意味、ぬるさは金沢一といっても悪くはないのかもしれません。
学生会議に入って成長したと思えること
このホームページに寄稿したメンバーはそれ相応の人であるゆえに、成長したと捉える点はさまざまに、かつ崇高なものばかりになっているような気がします。私も負けずに記しておこうと思います。 ズバリ、学生会議に入って成長したと思われることは「フレキシブルに考える力がついたこと」です。学生会議は県内多くの大学からメンバーが集まっていること、様々な学年の大学生が集まっていることなどにより、各会議では多様な意見が飛び交います。ただ、それらの意見においては実現可能性がとてつもなく低いものはもちろん、大学生らしからぬ意見をもよく散見されます。つまり何が言いたいのかというと、学生会議の発案力は良くも悪くも高いということです。様々なワークショップを多彩なメンバーとこなすことで、各個人の発想力は高まっていっているのが学生会議だというわけなのです。 私はよく「考える力が重要」と口にすることがあります。これはただ「分別を付けられるようにしよう」「人間たるもの、少し考えてから行動しよう」という意で示しているのではありません。これは「柔軟な発想力をもとに、その場に適した言動が取れる」ことを意味しています(意味しているつもりです)。学生会議では、既存の思考のプロセスに+αの発想法を周りのメンバーが付与してくれます。ぜひ皆さんにも、他大のメンバーと切磋琢磨し「考える力」を付けてほしいと思います。

その他のメンバー